お墓・供養・作法
Memorials & Manners
お墓・供養について
日本では昔から人が亡くなると、厚く供養して死後の幸福を祈ってきました。
それは故人への供養だけではなく、遺族の心のためにも行われるものです。
海蔵寺では、お葬式など一連のお弔いの後、五十回忌まで心を込めて供養のお手伝いをさせていただきます。
人が亡くなった後の流れ
初七日から50回忌まで、全15回の供養を行うのが一般的です。
- 1.枕経・納棺・火葬・(通夜・)葬儀(・埋葬)
- 逝去直後の一連の儀式です。
- 2.初七日(しょなのか)
- 3.三七日(みなのか)
- ※基本的に三七日または四十九日を「忌明け法要」とします。
- 4.四十九日(忌明け)
- ※四十九日のお餅の準備が必要です。
- 5.百ケ日(ひゃっかにち)
- ※葬儀など日程が初七日を過ぎた際、初七日法要は行われません。
また、初七日から百カ日までの法要は、日にちを動かすことができませんのでご留意ください。 - 6.一周忌
- 7.三回忌
- 8.七回忌,13,17,23,27, 33,37,50回忌
- 一周忌以降は、命日当日または命日以前の日にちで都合がいい日を選んでお勤め日を決めます。
※半年以内に重なる法事は3人まで併修(合わせて行うこと)も可能です。境内にお墓がある方のみ、積雪前にお墓のお勤めをする理由で、年を超えた日取りが可能です。
供養の準備と持ち物
- 白木のお位牌/本位牌
故人さまの依り代となるものです。供養には必ずご持参ください。
四十九日までは白木位牌を使用しますが、四十九日の法要後に回収となります。本位牌を四十九日当日までに、ご遺族さまでご用意頂くようお願いしております。 - お花・ろうそく(一対)
- お供物
お菓子や果物など。 - 線香
お勤めの時はろうそくとお線香が燃え尽きないように、始まる直前に点けてください。
四十九日・忌明け法要の際の追加品
- 四十九日の餅
- 遺影の黒リボン
- 玄関の「忌中」紙
- 神棚の「〆」紙
費用・ご予約・割当て金
お布施・費用について
読経に対するお布施(御供)に決まった金額はありません。「お気持ちの分だけ」お包みください。
- 祭壇使用料(葬儀):20,000円
- 座敷使用料:2,000~5,000円(季節により異なります)
供養のご予約について
ご希望日の約1ヶ月前をめどにお電話にてご予約ください。
※準備の都合上、当日のご予約はお受けできません。
※七回忌以降は、回忌が当たっている年の2月末と9月末にご案内をお送りしています。
割当て金(納入金)
年3回、以下の期間にお願い致します。
- 春彼岸(3/18〜24)
- お盆(8/10〜16)
- 年末(12/24〜30)
お墓・位牌に関する規定
- お墓の権利について
- 法律上、お墓(石塔)はお施主様の所有物ですが、墓地(土地)は海蔵寺の境内地を使用している形となります。
- 新しいお墓を建てる時
- 「開眼供養(魂入れ)」を行います。一か月前をめどに日にちをご相談ください。
- お墓をたたむ時(墓じまい)
- 「魂抜きの供養」を行います。お墓を畳むときは、お墓に入られている仏様の関係者全員の合意が基本となります。事前にご親戚等と十分にご相談の上、ご連絡ください。
- 分骨(お骨を分ける)
- 推奨はしておりませんが、事情がある場合はお墓の前で30分程度の分骨供養を行います。
- 位牌・仏像の処分
- 「魂抜き」の供養が必要です。(※繰り出し位牌など、「入れ物」となる位牌には魂抜きは不要です)
- 戒名等の記録
- 過去帳(戒名、俗名、没年月日等の記録)の閲覧は、個人情報保護の観点から基本的には直系のご親族さまのみとさせていただきます。 ご親族以外の方で閲覧をご希望の場合は、お寺から当該ご親族さまへ直接確認の上となります。
その他のお願い
・位牌堂、トイレは全館禁煙です(喫煙は屋外、または休憩室の所定場所で)。
仏事の作法紹介
お寺で供養をする際によくご質問をいただく「ご焼香」の作法について、写真付きでご紹介します。
(※地域やお寺により作法が異なる場合があります。ここでは海蔵寺(曹洞宗)での一般的な作法をご案内します。)
焼香する前後のお辞儀
焼香をする正式なお作法には、4回のお辞儀があります。
借香問尋(しゃっこうもんじん)
導師さまに香炉をお借りするご挨拶の問尋です。場所はなるべく導師さまから見える所で行います。
(坐って焼香する時は不要)
焼香問尋(しょうこうもんじん)
焼香をするお相手にご挨拶をする問尋です。香炉の少しわきで問尋してから、香炉の目の前に来て焼香をします。
帰位問尋(きいもんじん)
焼香するお相手に、「失礼いたします」のご挨拶をします。香炉の目の前で焼香してから、香炉の少しわきで問尋します。
謝香問尋(じゃこうもんじん)
導師さまに、お香をお借りしたご挨拶をして帰ります。お作法は「借香問尋」と同じです。
(坐って焼香する時は不要)
焼香のしかた
曹洞宗ではご焼香の回数を2回としています。
一回目のご焼香(主香)
両手の親指、人差し指、中指の三指(さんし)で一つまみ取り、一度その場で3センチほど上に捧げ持って(いただいて)から焼香します。
(焼香のお相手に捧げます)
二回目のご焼香(従香)
先ほどと同じ三指で取り、今度は捧げ持たずに(いただかずに)そのまま焼香します。
(自分のために焼香します)